「左手はおまけだと思ってた。」名言出ました★
こんばんは。
MAI Piano Class 講師の福士舞です。
今日のタイトルは今週1番心に響いた生徒ちゃんの言葉。
「左手はおまけだと思ってた。」
中学2年生のYちゃん。
とても落ち着いていてレッスンでは真面目で熱心。
自分から発言をすることは控えめですが、
私が質問すると意見や疑問をきちんと伝えてくれます。
Yちゃんの弾いている手元を見ていると(私に似ているなぁ〜)と毎回思うのですが
コレばっかりは観察力があるからなのか、私の伝えた事を理解しているからなのか、
たまたまなのか、、、それはわかりません。
「Yちゃんはピアノで得意なこと苦手なことはある?」
と質問をしたら、以下の様なお返事が!!
『う〜ん、、、得意な事が思いつかないけれど、全体的に強く弾く事が出来ていないと
思うからそれが出来る様になりたい。
あと、左手はたんにおまけだと思っていたけれどそうじゃないって先生が言ってたのが
発表会くらいからわかってきて、ちゃんと左手も覚える様になってきた。』
「✨(๑°0°๑)!」
まだまだ主旋律を右手で弾くことが多いこどもたちにわかるように、
「左手だけだって立派な音楽」
「休符だって音楽の一部」
とよく言っているので、その意味が発表会練習あたりから伝わったのかな?
と嬉しく思いました。
今年の発表会でYちゃんが演奏したのは“パッフェルベルのカノン”
何気なくみんなが知っている本当に古い時代に作曲された、かなり長い変奏曲ですね。
美しいけれど、長くて微妙に変奏しなくてはならない難しさがあります。
発表会後、何人かの生徒さんがあの曲弾いてみたいなとお話ししてくれました♫
そんな中、「あんなに長い曲を暗譜で演奏できてすごい!」という子もいて
確かにそうだね。きっとこの心がけで練習していたから最後まで立派に
弾ききれたのだなと改めて私も思いました。
こども達の考え・行動・レッスンへの姿勢…
ひとつひとつに変化と成長を日々かんじています(*^ω^*)
「左手はおまけだと思っていたけどそうじゃなかった。」名言出ました‼︎(笑)
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