ピアノを演奏するということ
① 姿勢を正し呼吸を整える。
ピアノはスポーツではありませんが、身体を使って演奏するもの。
体幹と呼吸を整えることは非常に大切です。
② 楽譜を目で見る。歌ってみる。
声に出すことでよりリズムやメロディーを自分の中に落とし込めます。
また、音程をとることも上達します。
③ 身体の余計な力を抜き、指を1本ずつコントロールして意識を持ってピアノを弾く。
脳がその情報を理解して身体各部に指令を出します。手の形や姿勢も重要。
④ イメージどおりの音になっているか耳で確かめながら目は少し先の音符を追いかける。
どんな曲を演奏しているのか、どんな演奏をしたいのか、自身の理解が必要です。
間違いが解れば自ら正せ、より良い演奏へと繋がっていきます。
これらの動作の流れを瞬間的に連続して行っています。
ピアノが得意な子の脳はワーキングメモリーと呼ばれている能力が発達し、演奏時に両手をコントロールするので脳全体が活性化するそうです。また、ピアノには暗譜という楽譜を記憶するという作業もあります。
「ピアノを弾くと頭がよくなる」と言われているその理由は脳のトレーニングになっているからです。
ですが、これらは集中力を持って行わなくはあまり意味がないように思います。
ダラダラと作業するより、短時間集中した方が効果があるといった経験が皆さんにもありませんか?
個性があるので、得意不得意や伸びる時期もそれぞれ違います。ピアノはまず基礎を身につけ、継続して行くことがとても大切です!
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